暑い日が続きますね。昨日の東京は猛暑日の連続記録を更新したそうです。そのことを受けて、テレビニュースで男性アナウンサーが、
「こんなに暑いのには、大勢の人がエアコンを利用することも一因になっていると思う。みなさん、温暖化を防ぐために省エネを心がけましょう。」
とコメントされていました。
その通りだと思うのですが、私はそのコメントにひっかかるものを感じました。というのも、その男性アナウンサーの服装が、ネクタイにジャケットというもので、およそ夏に適した服装ではないのです。その恰好で少しも汗をかいていないところから、おそらく、スタジオの室温は25℃くらいに設定されているんじゃないかと想像できます。
前から思っているのですが、なんでテレビアナウンサーの方々は一年中同じ服装なんでしょうね?常に、女性は二の腕をあらわにした夏服、男性はネクタイにジャケットという冬服ですよね。
私が働いていた霞ヶ関では、夏はエアコンを28℃に設定する代わりに、半袖シャツにネクタイの着用は禁止(ネクタイを着けていると管理職から外すように注意されました)でした。模範を示すべきと自負する環境省の職員なんて、襟のある服ならOKということで、ポロシャツで勤務している人がたくさんいました。
テレビアナウンサーの方たちは、衣装だって経費で落ちるんでしょうから、夏には夏の、冬には冬の正装でニュースを伝えられた方がイイんじゃないでしょうか?その方が省エネに取り組んでいる感じがして好感が持てるし、画面から季節感が感じられてイイと思います。それに、一年中同じ服装で、季節の便りなんて伝えられてもピンときません。