1月25日のニュースで、
と報道されていました。
AIが収益を上げ始めていて、しかも、AIの活用は始まったばかりなので将来を期待されてお金がマイクロソフトに集まっています。
私は少しだけどマイクロソフトの株を持っているし、AIの進歩には期待しているのでうれしいニュースです。孤独な私の話し相手になってくれるAIの発売が待たれます。
ついこないだ、本屋で経済紙を立ち読みしていたら、日本でAIベンチャーを起業して上場を果たした経営者が自分の会社の将来性について語っていました。私は聞いたこともない名前の会社だったんだけど、雑誌社の記者は期待の成長企業ということで強く推していました。なんでも社長はかつてグーグルでAIの研究開発をしていたそうです。
この《むかし、グーグルでAIの研究開発してました》っていうのは投資家にとって有益な情報なんでしょうかねぇ?私なら《むかし》よりも今グーグルで働いている人に投資したいけど。
私は今、築40年以上の木造住宅で、暖房設備なし、室温9.4℃の6畳和室でこの記事を書いてるんだけど、そんな私でも、その気になりさえすれば今この記事を書いているPCからグーグル(正確にはアルファベット)の株を買えるんですよ。しかも、日本株を買うのとかわらない手間で。
残念なことだけど、AIの分野で日本は後進国です。アメリカになんて到底敵わないし、中国にも周回遅れです。AIはたしかに成長産業だけど、額に汗して稼いだお金をAI後進国の謎のAIベンチャーに投資するのはドブにお金を捨てるのと同じ行為です。
日本人に限らず、世界中の人が同じ価格なら世界一の製品やサービスを選びます。AIの世界でiPhoneのような物が発売されたら爆発的に世界へ広がるでしょう。そのとき、日本のAIベンチャーはガラパゴス携帯が絶滅したのと同じ運命を辿ります。
今は簡単に世界へ投資できるのですから、どうせなら世界一の会社へ投資しましょう。