先月の評価損益の増減は
+693,898円/月
でした。
★先月の最優秀と最下位
最優秀)クラウドストライク
+21.2%/月
最下位)グーグル
-4.7%/月
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最優秀になったクラウドストライクはコンピューターセキュリティの会社です。創業間もない会社なので株価が激しく動きます。先月は+20%以上上がってますが、私が買った時よりは値段が下がっているので含み損があります。
最下位になったグーグルですが、競合他社のマイクロソフトに対話型AIで先行されたので下げたのかもしれません。
先月の経済ニュースで、私が心に残ったのは、
①三菱重工業が旅客機製造断念
②MicrosoftとGoogleが対話型AIのサービス開始を発表
でした。
まず①ですが、日本は現在、国際競争力のある産業が自動車しかなく、たくさんの人を雇用できる産業の育成が望まれています。そこで、経済産業省と三菱重工がタッグを組んで旅客機の製造に挑戦しました。
旅客機は部品点数が多く、成功すれば日本にすそ野が広い産業が誕生するはずでした。このため、計画がスタートしたときには新聞でも紙面を割いて特集されましたし、期待から三菱重工の株価が上がりました。
しかし、先月、ひっそりとこの計画に幕が下ろされました。テレビのニュースでは取り上げられませんでしたし、新聞では小さな囲み記事で事実だけが報道されました。
これで、日本が旅客機を作ることはなくなりました。衰退する日本を象徴するできごとでした。
次に②です。このような新しい技術がまたしてもアメリカから誕生したことが残念です。日本にもコンピューターオタクはたくさんいるのに、日本のオタクは、
「技術が使えないのはお前が馬鹿だから」
と言って、人にやさしいコンピューターの開発に興味がありません。その点、アメリカ人は、
「これまでコンピューターを使えなかった人が、コンピューターを使えるようになればビジネスチャンスになる」
と人にやさしいコンピューターの開発に熱心です。
この対話ができるAIはホワイトカラーの仕事に将来影響を与えるようになります。それも10年先なんて話でなく、3年後くらいからは目に見える影響が出るはずです。