うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

それなら、もうあるよ

もうすぐ、3月です。うつ病で役所を辞めてから5年が経ちました。 無職になって最初の2年は気力がぜんぜん無くて、一日中横になって「死にたい」なんて考えていました。でも、回復してくると私は「寂しい」って感じるようになったんです。 それで、出逢い…

ぼくの守る星

神田茜、集英社☆☆☆知的障害を持つ男子中学生、夏見翔(かける)と彼の周囲の人たち、両親、友達の目線で書かれた物語です。 6つの章からなっていて、章ごとに異なる人物の目線で書かれています。 ハンデを持って生まれてきた人の苦しみや、それを支えなけれ…

しっぽでごめんね

白倉由美、角川書店☆☆☆物語を読んでいる最中も、読み終わったあとも、どこから現実で、どこから幻なのか分かりにくい不思議なお話です。 主人公は一人の青年です。青年は高校生のときに飛行機事故で両親を失い、天涯孤独になります。そんな青年の前に何の脈…

おなやみ相談部

みうらかれん、講談社☆☆☆小学校の高学年から中学生までを対象に書かれた児童書です。 中学校に入学したばかりの百木八枝は、得意なことや興味があることがなかったために、どこの部活にも入っていませんでした。しかし、そんな八枝の能力を見抜いた佐伯幸司…

ビブリア古書堂の事件手帖6

三上延、メディアワークス文庫☆☆☆物語の中であっても殺人のシーンがあるのは嫌な方にお勧めな、人が死なないミステリーです。人気があるみたいで、6作目となりました。 前作を読んでから、随分と経ってしまったので登場人物たちのことを忘れてしまっている…

七時間半

獅子文六、ちくま文庫☆☆☆二人のヒロインが豪華特急【ちどり】の車内で、恋の火花を散らすラブコメディです。 昭和30年代、東京―大阪間は特急【ちどり】が7時間半で結んでいました。この物語は、その車内で働く2人の若い女性が、東京―大阪間の車中で、将…

武田薬品工業を買った

2月10日(水)に武田薬品工業を5,309円で100株買いました。 武田薬品工業を選んだのは予想配当利回りが3.21%と高かったからです。 年明けには1万8千円台だった日経平均が10日の終値で、15,713円になってしまいました。どこまで下…

みずほFGを買った

2月9日(火)にみずほFGを171.6円で100株買いました。 日銀がマイナス金利を導入してから、どこの銀行の株も下げていたので注目していました。このところ、マイナス金利の弊害を論じる記事やコメントがマスコミで扱われ始めたので、日銀がこれ以…

恋は雨上がりのように 1~4巻

眉月じゅん、小学館☆☆☆漫画の歴史も長くなり、メジャーなテーマはたいてい漫画で扱われてしまったせいで、マイナーな競技である薙刀とか競技かるたとかを扱った漫画が出版されるようになったんだろうな、と思っていたところ、初めて経験するテーマの漫画に出…

村上海賊の娘

和田竜、新潮社☆☆☆舞台は戦国時代末期、織田信長によって包囲された大坂本願寺です。 瀬戸内海を航行する商船から通行料をとることで繁栄していた村上家の娘、景(きょう)20歳は粗暴で容姿が悪いため、この時代の基準からすると婚期を逃した娘と周りから…