うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

ボランティアはやらない

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ついこないだ、離れたところで暮らす妹が遊びに来て、

 

「寂しいなら、ボランティアでもしてみたら?」

 

と言われました。

 

とっさに、

 

「そんなの絶対に嫌!」

 

と答えてました。

 

私は、うつ病、無職です。一週間、他人としゃべらないことが珍しくありません。午前中は大丈夫なのですが、午後になり日が傾いてくると無性に寂しくなります。

 

孤独を解消するために始めた就活も3百連敗に終わり、なすすべもなく家に引きこもっている私に妹がアイデアとして【ボランティア】を提案したのですが、脊髄反射で【NO】と答えてました。

 

私は、今から10年前に仕事上のストレスからうつ病に追い込まれ、自己都合退職したのですが、それ以来、人から無償でサービスを提供されたことなんてありません。

 

うつ病になった当初、次のようなことがありました。

 

精神科に入院し、その後自宅療養して職場復帰した直後に、人事異動で左遷された職場で表計算ソフトの使い方が分からず、10歳くらい年下の同僚に使い方を質問すると、

 

「僕は、この表計算ソフトを習得するためにお金と時間を費やしました。それをなんで、あなたにタダで教えなきゃならないんですか?」

 

と言われました。私が言い返せなかったので、会話はそれで終わったのですが、

 

「もぉ、この職場にはいられないな」

 

と決心させた出来事でした。

 

仕事を辞めて、自宅療養をして2年くらい過ぎたころ、今度は母の介護が始まりました。もちろん、他人が助けてくれるなんてことはありません。うつ病で気力がないのに市役所に出かけ、利用できる公的介護サービスを調べ、手続し、公的介護サービスでカバーできないことは私一人でやってました。

 

認知症で寝たきりの老人介護を自宅で続けることがどれだけ大変か!毎日、神様に助けてほしいと祈りましたが、無償で助けてくれる人なんて現れませんでした。

 

これらの経験から、日本はなんでも自分一人で解決しなきゃいけない国なんだと私は学びました。

 

他人から優しくされたことがない私が、無償で他人にサービスを提供するなんてありえません。