橘もも、ＭＦ文庫
☆☆☆
ライトノベルです。しかし、ちゃんとしたストーリーがあって面白く読むことができました。現代の日本で暗躍する忍者のお話です。
陽菜子の年齢は２０代後半でしょうか、資源開発を手掛ける会社で働いています。子供のころに忍者の英才教育をほどこされたのですが、里の掟が性に合わずに里を飛び出してしまいます。そのときに約束したことが、今後は《忍術》を使わないこと、でした。
しかし、会社の創業者の孫である同期の男性社員から仕事の相談を受け、その問題解決には忍術の使用が避けられないことになります。
里との約束を破って問題を解決した陽菜子に里からの監視が強まり、さらに他の里の忍者まで陽菜子に接触してきて、、、陽菜子の自由と会社の存亡をかけた駆け引きが始まるのです。
また、陽菜子に好意をよせるイケメンが二人登場します。二人はタイプのまったく異なる男性で、陽菜子がどちらを選ぶかもお楽しみポイントです。
