うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

学芸員は芸術村の雑用係

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新聞の人生相談のコーナーに以下のような悩みが相談されていました。なんだかなぁ、と思ったので、この悩みに勝手に回答することにしました。

 

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20代の女子大学院生。学芸員を目指しているのですが、就職した友人との収入差に悩んでいます。
学芸員はたいてい修士以上が求められ、枠も少ない人気の職業です。しかし、トップレベルの博物館でも給料が低いのが現状です。日本が芸術文化を軽視し、予算をかけていないこと。芸術鑑賞の教育が十分とは言えず、自国の歴史的文化財に誇りをもっているとは言えないこと。これらが原因だと考えています。このことにも非常に憤りを感じるのですが、友人との将来の収入差も気になるようになりました。友人の多くは大手企業に就職し、SNS等で見るとかなり金回りが良さそうです。友人たちも努力して入社して頑張っていることはわかりますが、すごく悔しくなってきました。人の価値はお金だけではないとわかっていますが、負けたくありません。
京都 H子
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私は20歳のときからバイオリンを弾き始め、下手ながら30年以上続けているので、芸術が人の心を慰めてくれたり豊かにすることを知っているつもりです。

 

しかし、芸術は衣食住が満たされたあとで取り組むもので、この順番を取り違えると国が滅びます。社会保障にかかるお金が毎年増えていく今の日本では芸術文化にかける予算は現状維持が精一杯で、増額されることはないと思います。

 

それと、H子さんも書かれていますが、学芸員は求人数が少ないにもかかわらず、人気のある職業です。人手不足ならば給料も上がるでしょうが、人が余っている職業では給料が上がることはありません。それが経済原理です。

 

だいたい、学芸員の仕事は資料の収集と保管、展示の企画、学芸員村の住人しか読まない論文の執筆くらいです。いわば、芸術村の雑用係です。こんな職業に就いて経済的な成功をおさめたいなんて、あなたは世間知らずです。

 

本当に芸術を愛するのならばお金のことはあきらめる。芸術よりもお金が好きならお友達のあとを追って大手企業に就職すれば良い。これが私の回答です。