YouTubeを見ていたら、アメリカで万引きが社会問題になっているという動画がありました。
このせいで、ウォルマートみたいな大手小売業者の経営に影響が出ているそうです。
そして、さらに衝撃的だったのが、スーパー内で50人くらいの人たちが略奪している映像が流れたことでした。
これは珍しいことではなく、万引きがエスカレートしてアメリカ各地で略奪が起きているそうです。
「そりゃ、いつかこうなるよな」
と私は納得してしまったのですが、みなさんどうでしょう?
私は40代中ごろに就職活動をしたのですが、3百連敗でした。年だけ取った取柄のない人間は社会に必要ないのです。
「じゃ、取柄のない人間はどうやって生きて行けばイイんだよ」
と考えたのですが、
①自殺する。
②無敵の人になる。
③貯金を使いながら耐乏生活する。
しか対処法が思いつきませんでした。さいわい、私には貯金があったので③を選ぶことができて、今も生きています。
世間では、
「多様性を認めて、持続可能な社会の構築を」
なんて綺麗ごと言ってますが、実態は真逆です。運動も勉強もできない人間にはますます厳しい世の中になっていると思います。
アメリカでは世の中から必要とされない辛さからお酒やドラッグに逃げてゆるやかな自殺をする人が増えていて、先進国中で唯一寿命が短くなっていっている珍しい国です。これを絶望死と呼ぶそうです。
また、「世の中が辛く当たってくるなら、世の中に反撃しよう」と考え、無防備な人が集まる場所で銃を乱射する事件も頻発しているのがアメリカです。
まぁ、①も②も極端な対処法なので、アメリカ人はいつか落としどころを見つけるんじゃないかと観察していたのですが、それが《略奪》なのかもしれません。
ただ、投資家目線で見ると、《略奪》が流行する国に集中投資するのは危ない気がするので、S&P500の比重を減らして全世界株式の比率を引き上げようかなと考え始めている所です。