YouTubeの2チャンネルまとめ動画を見ていたら、氷河期世代の人たちが集まって世の中に怨嗟の声を上げるスレがあって面白く見ることが出来ました。
私は91年に社会人になり、20年間ですが公務員として働くことができたので、彼らのすべてに共感できたわけではないのですが、40代中ごろに体験した就職活動3百連敗のときに感じた、
「日本に捨てられた」
という気持ちにはとても共感しました。
一方、貧乏ブログを見ていると、同じように就職氷河期で非正規雇用でしか働いたことがなく、独身のまま40代になってしまった人がたくさんいて、世の中に怨嗟の声を上げているのですが、仕事帰りにコンビニに立ち寄ってスイーツを買うのが習慣ですとか、毎日晩酌してます、なんて人がいて、
「これじゃ、ダメじゃん!」
と残念な気持ちになるのです。
本当に【日本に捨てられた】と思うなら日本に復讐しましょう。分かりやすい復讐の方法としては無敵の人になることなのですが、これは一発で刑務所へ直行なのでお勧めしません。それよりも、
【サイレントテロリスト】
になりましょう。
☆サイレントテロとは
①意欲的に働かない
②消費をしない
③子供を産まない
です。
お金が円滑に世の中をグルグル回っているうちは上級国民が氷河期世代のことを真剣に考えることはありません。氷河期世代の皆さんが一致団結して最低限の消費しか行わなくなれば、経済にそれなりのダメージを与えます。すると、経済を支配する上級国民にとってはボディーブローのようにジワジワ効くはずです。
これとは逆のお仕事をしているのが広告代理店の最大手、電通です。電通では、日夜、庶民にいかにしてお金を使わせるかに知恵を絞っているわけですが、彼らは考えるときのきっかけとして【電通十訓】というものを使っています。紹介すると、
☆電通十訓
①もっと使わせろ
②捨てさせろ
③無駄遣いさせろ
④季節を忘れさせろ
⑤贈り物をさせろ
⑥組み合わせで買わせろ
⑦きっかけを投じろ
⑧流行おくれにさせろ
⑨気安く買わせろ
⑩混乱を作り出せ
サイレントテロリストになるためには、これの逆を行けば良いわけです。そこで、
☆サイレントテロ十訓
①必要な時だけ買え
②大切にしろ、捨てるな
③無駄遣いをやめろ
④季節を楽しめ
⑤贈り物なんかするな
⑥必要な物だけ単体で買え
⑦消費は計画的に
⑧流行なんて気にするな
⑨よく考えてから買え
⑩混乱するな
これらを徹底してお金が手元に残るようになったら、そのお金を海外へ投資しましょう。このことは難しい言葉では【資本逃避】とか【キャピタルフライト】なんて言うのですが、これも日本の上級国民にはボディーブローのように効きます。具体的に何をしたら良いか分からない人は、ネット証券会社に口座を開いて、
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
という投資信託を買いましょう。
以上のことを世の中に不満のある人全員が実行できれば、上級国民たちを困らせることができます。
さぁ、みんなで日本に復讐だ!