なぜだろう
家にいるのに
帰りたい
というニート川柳が好きです。社会に適応できなくてニートになると思うのだけど、それでも家にずっと一人でいたら寂しくなるのが人ってものです。
高校生ぐらいまでの子供と老人は孤独になったとき、行政に相談する窓口があるように思うのだけど、１９歳くらいから６０歳くらいまでの人が孤独を相談できる場所ってあるのだろうか？
楽しく働けて、孤独も解消できるような場所があれば一番良いのだけど、そんな天国みたいな場所は私の身の回りにはありません。
長くニートをしてると社会から隔絶していることに焦りを感じる人もいると思う。そんなとき、シルバー人材センターみたいな組織がニートにもあって、登録しておくと一週間に１度くらいの頻度で仕事の依頼があって、たとえば一日、空き地の草取りをして５千円くらいもらえたら、社会のためにもなり、ニートもうれしいんじゃないだろうか。
それが無理なら、老人が通うデイサービスみたいなサービスをニート向けに行政が提供することはできないだろうか？ニートはお金がないのが普通だから、料金はワンコインで利用できるとありがたい。運は人が運んでくるものだから、ずっと家にいると運が開けるなんてことは起こらない。こんな風に家ではない居場所を作ってあげるのは税金の使い道として悪くないと思うのだけど、賛成してくれる人はどれくらいいるだろう？
新聞を読んでいると、日本政府も孤独な人を助けるために担当部署を設置して何やらやっているらしいのだが、私のところには何のサービスも届いていない。だから、私は朝の６時に家の周りを小一時間散歩する以外は歩いて５分の所にあるスーパーへ食材を買いに行ってお終いです。
前に合奏教室でバイオリンを弾いていた時、このような事情を話して、「寂しい」ともらしたら、「あなたがそのような境遇になったのは、あなたがこれまでしてきた選択の結果であって、責任はすべてあなたにある」と言われて凹んでしまった。
私は、人生は半分くらい運で決まると思っているので、こんな風になったのは半分は運が悪かったから、と思っているのだが、自己責任論者は百％私のせいだと考えるんだろう。もしも、「寂しい」ともらすたびに、「それはあなたの責任」と言われるようなら、絶望しかない。
今日は鬱なので、暗くて取りとめのないことを吐いてしまった。誰も聞いてくれる人がいないので、こんな所に吐き出す以外ないのでご容赦願いたい。たまたまコレを読んでしまって暗い気分になった方には謝罪します。
