ホルモンの分泌異常で意識障害をおこし、暴れたため救急車で4月8日に入院した母ですが、今日、退院することができました。
入院後、数日間は家族の顔も識別できないほど認知機能が低下して、
「私に介護できるかしら」
と不安で一杯だったのですが、幸運にも家族の顔を認識できるほどには回復し、食事とトイレは自立してできそうなので、安心しました。入浴は介護が必要に思えるので、手伝ってあげなければならないと思います。
入院する前の晩まで、私と冗談を言っていた母がたった一晩で別人になってしまうのを目の当たりにして、
「健康ってあっけなく失われてしまうものなんだなぁ」
としみじみ思い知らされました。
また、母が入院した病室は重症患者さんばかりで、こういった人たちの介護を家族だけで行うのは無理じゃないかと感じました。
こんな経験をすると誰でも、
「福祉って大事だなぁ」
と心から思うようになると思います。次の選挙では、戦争の準備に熱心な政治家ではなく、福祉の充実に熱心な政治家に投票したいと思うようになりました。