今朝(12/22)ニュースを見ていたら、次期合衆国大統領のバイデンさんが、コロナウイルスのワクチンを注射するところをマスコミに公開してました。そして、
「何も怖いことはない。私は3週間後にまたワクチンを打つ。」
と言って、病院を笑顔であとにしました。
私は、
「これと同じことを日本の閣僚ができるかなぁ?」
という感想をもちました。
私が国家公務員だった時代、新しい企画を考えて上司に提出すると決まって言われた殺し文句が、
「それじぁ、何かあったときお前が責任取れんのかよ!」
でした。
新しいことを始めるとき、ゼロリスクなんてことは絶対にないわけですが、日本の官庁ではゼロリスクでないと企画が通らないんですね。官庁が大きく動くときは、マスコミから時代遅れになった規制を叩かれて持ちこたえられなくなったときだけです。
リーダーが率先してリスクを取って模範を示すアメリカ。リーダーが臆病で、リスクを取らない日本。ワクチン接種から、アメリカでイノベーションが起きて、日本で起こらない理由が見えました。