うつ病、無職、52歳の私は近ごろ、
「私の人生は、すでに余生だな」
と思います。
職場でイジメられて42歳でうつ病発症、自己都合退職となり、数年間療養したのち、就職活動したけれど、3百通以上の不採用通知を受け取って、
「私は、今の日本に必要ない」
ということがわかりました。
世間から必要とされなくとも生きがいがあれば、有意義に時間を過ごせるのでしょうが、まったくありません。
やってみたいことはだいたい挑戦して、すべてに才能がないことが分かったので、
「もぉ、イイや」
って感じ。一流になれないことにお金をかけて続けても無意味ですしね。
こんなとき、心の隙間を埋めるために何かに依存する人もいますが、そういったものもないんです。ギャンブル、お酒やドラッグ、恋愛などなど、夢中になって身を亡ぼすほどのめり込めたら、生きている実感を感じられるんでしょうね。
しかし、こんな無気力な時間を過ごしているクセに、私は思考が合理的で、
「それって、なんの得があるの?」
と行動する前に考えちゃうんです。だから、何の挑戦もせずにダラダラと生きています。そうすると、
「人生が余った」
となってしまうのです。
あぁ、この世はつらい。