うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

通い猫アルフィーと海辺の町

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レイチェル・ウェルズ著、中西和美
ハーパーBOOKS

 

☆☆☆

 

通い猫アルフィーのシリーズ第四巻です。

 

これまでのお話の舞台はロンドン近郊の住宅街でしたが、今回はアルフィーの飼い主たちが海辺の別荘へ行くので、そこが活躍の場所になります。

 

この別荘は遺産相続で手に入れたものですが、維持費にたくさんのお金が必要なことが分かります。そこで、アルフィーの飼い主を自任する人たちが共同で出資して維持することに決まります。そのため、これまで物語に登場してきた人たち全員が海辺の町へ夏の間バカンスに行くことになるのです。

 

通い猫アルフィーのお話は、人間がかかえたトラブルを猫のアルフィーが解決する物語ですから、今回も海辺の別荘でトラブル発生です。

 

お話の構成は1~3巻と同じです。なので、私のように水戸黄門や寅さんが好きな人間は安心して購入できる本となっています。逆にマンネリが嫌いな人にはお勧めできません。