私が十代後半を過ごした80年代はヤンキー漫画全盛の時代でした。その頃の漫画雑誌には、どの雑誌にも必ず一本はヤンキーが主人公の漫画が掲載されていました。
これが絶滅した理由を投資ブログで発見し、
「なるほど」
と唸ってしまいました。
今の十代の若者たちは、生まれたときから不景気で、ずっと不景気のまま現在に至っています。そんな若者たちが、
①勉強も仕事もしない。
②喧嘩や恋愛のことばかり考えている。
③暇な時間には、自動車やバイクを違法改造している。
以上のような消費だけしている若者に共感できないからだ、と断言されてました。
たしかに、①~③だけの日常で生計が成り立つなんて、冷静に考えたらとんでもない富裕層です。今の若者からすれば、ファンタジーにしか見えないでしょう。それなのに、現実と混同するような描き方をしているから受け入れられないのです。
こんな漫画が量産されたのは、バブル経済あってのことだったのでしょう。バブルの頃の日本は毎日がお祭りで、今からでは信じられないことが実際にありましたから。