うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

2017-01-01から1年間の記事一覧

居場所が欲しい

Eテレで、誰でも3百円払えば一日中過ごしても良い一軒家、【ひとのま】を紹介していました。 そこには、様々な事情で不登校になった子供や、病気やリストラで居場所を失った大人が集まっていました。 主催者は福祉のプロではありません。集まって来る人た…

この世にたやすい仕事はない

津村記久子、日本経済新聞出版社☆☆☆大学卒業以来、十数年続けてきた職を燃え尽き症候群で辞めて、転職をした36歳の女性が主人公です。 本のタイトルから、紆余曲折の末にプロジェクトを成功させるお仕事小説なのかなと思ったのですが、まったく違いました…

日本には成長産業がない

日本人のほとんどの方が利用しているアマゾン、アメリカではじめて株が上場されたときの株価はたった2ドルだったそうです。それが今やなんと、約500倍の値段で取引されているんだから夢のある話ですよね! 日本じゃ、そんな景気のイイ話は聞かないなぁ、…

小池都知事は無能だ

迷走を続けた豊洲市場移転問題だけど、ようやく小池都知事が判断を下しました。豊洲も築地も市場として利用するそうです。私は、 「小池都知事は無能だ」 と思いました。 仲卸業者は以下の2つの理由で衰退産業と言えます。 ①小売業者は規制緩和によって大規…

人生オークション

原田ひ香、講談社文庫☆☆☆2つのお話が収められています。2つのお話はまったく別な話です。それなりに項数があるので、短編集ではありません。 どちらのお話にも、とても好きな人がいるんだけど様々な事情により結ばれることが難しくて、どうするべきか悩む…

ひふみ投信を買った

ひふみ投信を買いました。 アメリカの大統領は相変わらず滅茶苦茶だし、イギリスでは与党が選挙で負けて政治が不安定さを増しているのに、世界的に株価は高値圏を維持しています。経済にマイナスのニュースがまったく株価に影響を与えないのは謎です。 足元…

加計学園問題について

昼食をとるとき、テレビでワイドショーを見ているのですが、加計学園問題について評論家が的外れなことをコメントしているのを見て、 「こんな的外れなことを言って、高い出演料を取っているんだろうなぁ」 と思ったら腹が立ってきたので、私が思うところを…

オケ老人!

荒木源、小学館文庫☆☆☆買い物の途中、目についたアマチュアオーケストラの公演を聴いて、その完成度に驚いた主人公がさっそく入団手続きをします。しかし、入団したそのオケはよく似た名前の別のオケだったのです。そこから始まる笑いと涙のエンターテイメン…

がっかり行進曲

中島たい子、ちくまプリマー新書☆☆☆小学生高学年から、高校生くらいまでを対象にした児童書です。 生まれつき体が弱く、喘息もちで、学校を休んでばかりの佐野実花の小学5年生から高校生までと、その後のお話がおまけで書かれています。 実花は体が弱いこと…

201706運用報告

先月は投資信託1つと、武田薬品工業を売って利益確定しました。 あんなに滅茶苦茶な人が大統領なのに、アメリカの株価は史上最高値更新なんですよねぇ。相場の予想は難しいです。

満月ケチャップライス

朱川湊人、講談社☆☆☆もうすぐ30歳になる進也が、中学一年生から二年生だった頃の不思議で心温まる体験を読者に語って聞かせるお話です。 進也の家族は30代の母親と小学四年生の妹です。 妹は小さかった時、進也がちょっと目を離したすきに大怪我をして足…

おかしな猫がご案内 ニャンと室町時代に行ってみた

もぐら、KKベストセラーズ☆☆☆室町時代って、約180年も続いたのに具体的に何があったのかよく分からない人が多いのではないでしょうか?私もその一人なんですが、これはこの期間に歴史小説の主人公になれるような英雄が誕生しなかったからなんですよね。…

武田薬品工業を売った

武田薬品工業を5,810円で100株売りました。 売却益は40,436円でした。 日経平均が2万円に近づくと売りたくなってしまいます。

グローバル・ロボティクス株式ファンドを売った

5月16日にグローバル・ロボティクス株式ファンドを売りました。 2016年9月6日に買付単価 10,234円 で買ったものが、売却単価 12,720円 で売れました。売却益は 121,447円 です。 約9か月で、24.29%成長したので、私とし…

無職になってよかったこと

昔、役所で一緒に働いた友だちと食事をしながら話す機会がありました。友だちはまだ役所で働いていて、新しいコンピュータシステムが導入されることを、めんどくさいと言ってました。 私は、平成になってスグのころに役所へ就職し、20年間働きました。この…

きのうの家族

三日月拓、新潮社☆☆☆日本のどこにでもある家族の日常を描いた物語です。 父・・・40代、サラリーマン母・・・40代、専業主婦長男・・・高校生長女・・・中学生父方の祖父母 以上の6人が二世帯住宅で暮らしています。 テレビでは、仲良し家族ばかり取り…

世界から猫が消えたなら

川村元気、小学館文庫☆☆☆30歳の主人公が、物語の冒頭でいきなり余命宣告されてしまいます。 「猫が消えた世界を扱ったお話じゃないの?!」 と、私は少し混乱しましたが、すぐに納得しました。こんな状況に置かれた主人公の前に悪魔が現れて取引を持ち掛け…

貯金の王道

ブログのアクセスランキングを見ていたら、貯金のやり方を紹介している記事がありました。 何のことはない、給料をもらったらスグにいくつかの袋に小分けしてしまうという昔からあるやり方を紹介しているだけの、なんの目新しさもない記事でした。 「こんな…

紙のピアノ

新堂冬樹、双葉社☆☆☆ピアノの日本一を決めるコンクールに挑む学生たちを描いた作品です。 主人公の白石ほのかは、小さな子供の頃に貧乏を理由にいじめられた経験を持ちます。しかし、心優しいピアノ講師に才能を見出され、無料でレッスンを受ける幸運を手に…

こんな感じ

群ようこ、幻冬舎☆☆☆50代の女性たちを応援するために書かれた本です。 ミユキ、マキコ、ヒロコの三人は同じマンションで暮らす50歳前後の独身女性です。三人はベタベタするような仲ではないのですが、必要な時には助け合って暮らす同志のような関係です…

201705運用報告

トランプ相場が終わって、4月は株も通貨もレンジ相場でした。 シリア、北朝鮮、欧州では極右政党の躍進など、それなりに色々あったんですが、市場参加者はそれほど問題視してないみたいです。

今そこにある貧困

私は無職で無収入なので、なるべくお金を使わないようにしています。 そんな私でも利用できるありがたい場所が図書館です。しかし、誰でも利用できる場所なので、ホームレスの方もやって来ます。いつもご一緒するわけではないのですが、月一くらいの割合でお…

幸腹な百貨店

秋川滝美、講談社☆☆☆大手百貨店グループの重役が、地方都市にあるデパートの業績回復に取り組むお話です。 本のタイトルから、美味しい料理がストーリーに関わってくるものだと思っていましたが、そんなことはありませんでした。食事のシーンはありますが、…

働かないの れんげ荘物語

群ようこ、角川春樹事務所☆☆☆私はたいへん面白く読ませてもらった《れんげ荘》なのですが、無職小説なんて流行らないだろうと思っていたら、なんと第二弾が出版されていました。 早速、手に入れて読みました。 『面白い!』 の一言につきます。《れんげ荘》…

キヤノンを買った

キヤノンの株を 3,475円 で100株買いました。 今朝、ニュースを見ていたら、 「東芝から買収した医療機器部門が好調で、キヤノンの業績が伸びている」 と報道されていました。 キヤノンは配当利回りが4.29%と高いので注目していたのですが、高…

貧乏でも恋愛はできるか?

ニートのオピニオンリーダーである有名ブロガーさんが、 【貧乏と恋愛】 というタイトルで記事を書かれていて面白かったので、私も意見を書いてみることにします。 まず、恋愛について定義します。ここでは、 【心がときめく異性と両想いになること】 とさせ…

ひかりの魔女

山本甲士、双葉社☆☆☆同居していた家族が亡くなったため、一人になった祖母(ひかり)を光一たちの家族が引き取ることになりました。 光一は大学受験に失敗して浪人中で、予備校には通わずに自宅で勉強しているために家族の中で一番長くひかりと過ごすことに…

いろは匂へど

瀧羽麻子、幻冬舎文庫☆☆☆主人公は30代中ごろ、独身女性、紫(ゆかり)です。 紫は転勤族の両親の都合で、子供の頃に何度も引っ越しを経験したため、知り合った人とはいずれ別れるものという考えが身についてしまい、人と深く関わることを自然と避けるよう…

春が来た

天気が良かったので、荒川の土手へ行ってきました。 土手の上はこんな感じです。桜が満開でした。 桜と菜の花の写真は、いかにも春って感じがします。 広い原っぱの真ん中に桜がありました。青空、桜、下草の緑の対比がとてもきれいです。 シロバナタンポポ…

春、戻る

瀬尾まいこ、集英社文庫☆☆☆望月さくら(36)は、もうすぐ結婚をします。12年働いた会社を寿退社して、結婚の日までの期間を利用して通っている料理教室に突然、お兄さんが訪ねてきます。 さくらには妹はいますが、兄がいるなんて記憶にありません。しか…