私は、かつて長距離痛勤していました。
そのころは、朝0550に家を出発し、職場に着くのは朝0820でした。実に、片道2時間半かけて痛勤してたのです!そんな生活を3年間続けました。
しかも、新幹線通勤とか、長距離バス通勤なんかでゆったり座って通勤するんじゃなくて、
家→徒歩→駅→ずっと普通電車(途中乗り換え2回)→駅→路線バス→職場
というもので、めったに座ることもできず、職場に着くころにはヘトヘトでした。
もぉ、10年以上昔のことなので普段は忘れているのですが、冬至が近づくと思い出されます。なぜかというと、この季節の朝0550というのは真っ暗なんです。
今の私は、毎朝6時ちょうどに起床して雨戸を開けます。すると、まだ外が暗くて無意識に、
「あのころは、こんな時間に駅に向かって歩いてたんだよなぁ」
と独り言をつぶやいてしまうのです。
当然、帰宅時間も真っ暗です。行きも帰りも真っ暗になると、私は軽いウツになりました。なので、当時は理科年表を見て日の出の時間を調べ、
「家を出るころに日の出を迎えるのは3月中旬かぁ」
なんて、その日を指折り数えて待ち焦がれたものです。
現在、そのような痛勤をされてるみなさん、
【お日様って有り難いなぁ】
なんて思ってませんか?冬至を過ぎれば少しずつですが日が長くなってきますから、めげずに頑張ってください!