昨日の夕方、二人の友だちからメールをもらいました。
一人は買い物へ出かけ、もう一人はイベントへ出かけました。
ただし、文面はほぼ同じで、
①なかなか電車が来なかった。
②バス停で長蛇の列に並んだ。
③最後はバスもタクシーも諦めて目的地まで結構な距離を歩いた。
④自宅に着くころにはグッタリと疲れた。
なんて内容でした。つまり、台風19号の余波に巻き込まれたのです。
私は寝たきりの母親の介護があるので、いつも通り自宅にいて、普段と何も変わらない一日を送ったのですが、繁華街ではそんなことになっているなんて少しも知りませんでした。
もちろん、人は楽しくなることを意図して出かけて行くのですが、出先で想定外のことに見舞われ、残念な気持ちになったり、ときには民度の低い人に遭遇して不愉快になることもあります。
一方、私のような人間はず~っと自宅に縛り付けられているため、楽しいことは一つもないのですが、想定外の不幸に遭遇する確率は低いと言えます。
『出かけられる人にはチャンスがあるけど、それにはリスクもあって、結果的にはプラスマイナスゼロになることもある。だったら、ひきこもりの自分と結果は変わらないかも・・・。』
なんてことを昨日から考えています。
すべての努力が実を結ぶなんてことはありませんから、案外、この、
【人生はゼロサム】
というひらめきは真理に辿り着いてしまったのかもしれません。私って、ひょっとして天才!?