うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

テレワークは妖精さんを絶滅させる

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コロナウイルスの感染拡大がテレワークを推進しています。これまで検討中だった会社の中にもコロナショックをきっかけに、テレワークに踏み出したところもあるんじゃないでしょうか。

 

ここで、【妖精さん】について説明しなければなりません。【妖精さん】は若手社会人の間で使われるスラングで、働かずにお給料をもらっている中高年の会社員を指す言葉です。

 

「9時から17時まで会社にいるけど、あの人は何をしてるの?」

 

という不思議な気持ちから【妖精さん】という言葉が生まれました。

 

これまでは、9時から17時まで【妖精さん】を拘束する対価としてお給料が支払われていたのですが、テレワークになってしまうと雇用する側に時間を拘束するという気持ちが希薄になります。反対に、社員がどのような成果物を会社に提供しているのかに重きが置かれるようになります。

 

「テレワークをやってみたけどウチでは上手く行かないや」

 

となった会社の【妖精さん】は生き残れますが、

 

「なんだ、テレワークで出来るじゃん」

 

となった会社の【妖精さん】はこれから大変です。生産性がゼロ、または極めて低いことが会社中に認知されますからね。その中には、人事権を持つ人も含まれるはずです。

 

テレワークは満員電車に乗らずに済むというメリットがありますが、会社員をアウトプットでしか評価しなくなるというデメリットもあるのです。

 

それにしても、在宅勤務を始めた【妖精さん】たちは今ごろ家で何をしてるんでしょう?会社へ行くことが唯一の仕事だったのに!どこかのテレビ局で、

 

《在宅勤務になった妖精さん

 

なんてタイトルのドキュメンタリーを制作してほしいものです。