☆☆☆
川原家は40代のお父さんとお母さん、そして、女子大生の娘一人の三人家族です。
お父さんと娘が、帰宅途中に大雨にあって、二人は家の近くにある公園で雨宿します。そこへ、お母さんが傘を持って迎えに行きます。
すると、三人が出会ったところで雷がドカンと近くに落ちて三人は気を失ってしまいます。
三人は救急車で病院へ運ばれてそこで目を覚ますのですが、自分の体でないことに驚きます。具体的には、
父→母の体へ
母→娘の体へ
娘→父の体へ
と入れ替わってしまったのです。そこから起こるドタバタコメディーです。
体が入れ替わってしまうお話はエンタメ小説ではありがちな設定ですが、私は退屈することなく最後まで読むことができました。