うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

彼らが本気で編むときは、

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原作:荻上直子
ノベライズ:百瀬しのぶ
出版社:PARCO出版

☆☆☆

これはまず、文庫本の裏に書かれていた内容紹介をそのまま載せます。

 

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優しさに満ちたトランスジェンダーのリンコと、彼女の心の美しさに惹かれすべてを受け入れる恋人のマキオ。
そんなカップルの前に現れた愛を知らない孤独な少女トモ。
桜の季節に出会った3人がそれぞれの幸せを見つけるまでの心温まる60日間を描いた物語。
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トモは小学5年生と書いてあるのですが、リンコとマキオの詳細な年齢は書いてありません。たぶん、20代後半だと思われます。

 

トモは母子家庭で暮らしています。ですが、トモのお母さんは恋愛依存症で、外に男ができると家に帰らなくなります。

 

朝帰りが続いたり、いつも新品の下着を身に着けるようになったお母さんの行動から嫌な予感がしていたトモですが、ついにその日が訪れます。

 

机の上に2万円が置いてあり、このお金でしばらく暮らすようにとメモがありました。

 

こんなことは初めてでなかったので、リュックサックに当面必要な物を詰め込んで、お母さんの弟であるマキオの家に避難します。

 

そこで、トモはマキオの恋人リンコと出会うのです。リンコは男として産まれたのですが、心が女で、そのことでずっと苦しんできました。でも、今は性転換手術を済ませて女として暮らしています。

 

その日から、お母さんがろくでなしの男に捨てられて、一文無しになって帰ってくるまでの60日間の物語です。

 

ラストで、トモは帰ってきたお母さんのもとへ引き取られるのですが、これで良かったのかを読んだ人と語り合いたいです。

 

ちなみに私は、

 

【馬鹿は死ななきゃ治らない】

 

という信条をもっているので、トモはリンコと暮らした方が幸せになれると思いました。

 

あなたは、どっち?もし、読んだならコメントに書いてくれると嬉しいです。