2月11日の新聞を読んでいたら、久しぶりにワクワクする気持ちになりました。
日本でも物価が上昇したため、それにつられて金利が上昇したのですが、これを日銀が問題視して、2月14日(月)から債券市場で無制限介入すると予告したのです。
私はうつ病のため、めったなことでは気分が上向きませんが、この記事を読んでワクワクしました。
の戦いですが、これは勝敗がすでに決まっています。機関投資家の持っている国債が有限なのに対し、日銀は一万円札を印刷できるので、機関投資家が国債を売ってきたら無限に買い取ることができるからです。
ただ、面白くなるのはここからです。
①物価が上がる。
↓
②金利が上がる。
↓
③日銀が介入する。
↓
④金利が下がる。
↓
⑤外国との金利差が開く。
↓
⑥円安になる。
↓
①に戻る。
ちょっと解説すると、そもそも一万円札をどんどん印刷すること自体がインフレにつながります。インフレになっている国の通貨は魅力がないので安くなります。
次に、日本を除く先進国ではインフレに対応するため金融緩和を終了しており、すでに金利が上昇しています。日本だけ超低金利を続けると、円で運用する魅力がなくなるので、この場合も円は売られて円安になります。
円安になると輸入物価が上がるので①に戻るというわけです。
日銀は短期決戦では必ず勝てるのですが、持久戦に持ち込まれると上記サイクルを何回耐えられるかが問題になります。つまり、日銀が金利上昇を容認したらそれは日銀の敗走を意味するのです。
私は就職活動するも3百通の不採用通知をもらい、日本に捨てられたと思っています。だから、日本が貧乏になっても少しもかまいません。どうせなら、1ドル=150円くらいになって、
「たまには外食したいね」
とか
「旅行なんて夢のまた夢だね」
なんて会話でみなさんと盛り上がれたら良いです。あぁ、早くみんなが貧乏になって生活苦を共有できる日がくるとイイなぁ。