東京オリンピックのスポンサー選定における汚職事件の記事を読んでいると、
「濡れ手で粟って本当にあるんだなぁ」
と感心させられます。しかし、このような『ここだけの話し』という形で持ち込まれる儲け話は庶民のもとには絶対に回ってこないので気をつけましょう。
オリンピック汚職からは、なんで上級国民たちが接待やパーティーへせっせと出かけて行くかが分かります。そこへ行くと『ここだけの話し』を聞けるからなんですね。彼らは、美食にだけ明け暮れてるわけじゃありません。
一方、庶民のもとにやってくる『ここだけの話し』は100%詐欺案件です。なぜなら、ビジネスの世界はギブアンドテイクだからです。自分だけ儲かる話なんて持ちかけられるわけがありません。金も権力もない庶民はお金が欲しかったら労働しましょう。
これと似た話で、投資も同じです。安全、確実に短期間でお金が増えるなんて案件はとても危険です。このところテレビを見ていると、クラウドファンディング型不動産投資やFX、仮想通貨などのハイリスク金融商品のコマーシャルを頻繁に目にするのですが、
「こんな宣伝をテレビで流してイイの?」
と心配しています。
庶民には、うまい話なんてありません。