うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

2022-01-01から1年間の記事一覧

お金持ちの家の子に生まれたかった

バイオリン工房へ弦を買いに行きました。20年くらい通っているお店なので、主人と親しくなっています。いつも30分くらい雑談して帰るのですが、以下のようなことを話してくれました。 ・・・・・・・・・・バイオリン教室の先生から、 「ウチの教室で大…

ファイアーキング・カフェ

いしかわじゅん、光文社 ☆☆☆ 沖縄県那覇市を舞台にした短編小説集です。 6つの物語に6人の主人公が登場します。 前にも沖縄県那覇市を舞台にした小説を読んだのですが、雰囲気がそっくりで、那覇には行ったことがないのに、「こんな所なのかなぁ」、と思い…

202205M―FUND戦記

先月の損益の増減は -2,737,614円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)VISA+1.4%/月 最下位)グーグル-14.5%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5月にアメリカで政策金利を上げることが確実視されてい…

こんな人は、結婚相談所に入会するのは無駄

私は、うつ病、無職、独身です。そのため、何週間も人と会話しないのが普通になっていて、孤独に悩まされています。 孤独を解決する手段として結婚はどうなんだろうとネットを調べると、結婚相談所で働く方々がたくさんの動画をYouTubeにあげていてとても参…

白雪堂

瀧羽麻子、角川書店 ☆☆☆ テレビドラマの原作にちょうどいい本です。 中堅化粧品メーカーの白雪堂に就職して一年目の峰村幸子(23)が主人公です。 幸子は会社で宣伝の仕事をしているのですが、一年目から会社の命運を握るような新商品開発を社長から命じら…

スターバックスと女子高生

私はうつ病です。うつ病になるとあらゆることを悲観的に考えるようになります。 日本円が安くなって物価が上がったことも、 「日本は破滅するんじゃないか?」 と考えてしまい、気持ちが落ち込みます。 平日の夕方、図書館へ出かけました。途中にスターバッ…

高齢、ひきこもりはお金を使わない

最近、外出してなかったのですが、一か月以上ひきこもっているとさすがに飽きてきて、近所のイオンへ散歩がてら行ってきました。 大きなショッピングモールなので、店内を散策するだけでも約一時間かかったのだけど、欲しいものが一つもありませんでした。 …

憂鬱なハスビーン

朝比奈あすか、講談社 ☆☆☆ タイトルの《ハスビーン》って言葉が分かりづらいと思います。作中にこれを説明している箇所があるので、転載します。 ・・・・・・・・・・ガイジンはさ、一発屋のことをHas beenって言うんだって。Mr.Has been.かつて何者かだっ…

悪い円安

今から7年くらい前の話し。 私は再就職を目指して活動していて、ハローワークへ出かけました。 うつ病がだいぶ良くなったとはいえ、国家公務員時代に受けたパワハラのダメージが残っていたのでハロワの職員に、 「人と話すことが苦手なので、接客業はやりた…

同期入省した友だちが課長になった

私は1991年から国家公務員として働き始め、2011年に仕事上のストレスからうつ病になって自己都合退職しました。 でも、同期入省した仲間たちは私以外全員今でも役所で働いています。働いていれば理不尽なこともありますが、多くの民間企業に比べれば…

資本主義は死なない

テレビでニュースを見ていると連日のようにウクライナ戦争の映像が流れています。 ロシア軍を苦しめている兵器に対戦車ミサイルの【ジャベリン】というのがあるそうです。それを知ってから、ウクライナ戦争の映像が流れると注意して見ています。たしかに、ウ…

202204M―FUND戦記

先月の損益の増減は +5,123,876円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)クラウドストライク +31.1%/月 最下位)アドビ +4.7%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私が運用するM―FUNDの投資利益が過去最高…

できない男

額賀澪、集英社 ☆☆☆ この本は5段階評価で評価すると【2】です。 私は毎日何かしらの小説を読んでいます。しかし、つまらないと思った本は最後まで読みません。そういう本が評価【1】です。ですから、この本は私が最後までギリギリ読むことができた本です…

サラリーマンはお金しか残らない

妹がヨガを習い始めました。ヨガの先生が自宅で教えている教室だそうで、とてもはつらつとした先生だそうです。 話を聞いていて、 「手に職がある人はいいなぁ」 とうらやましく思いました。 私は一生懸命勉強して大学を卒業し、国家公務員になってそこで2…

最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常

二宮敦人、新潮文庫 ☆☆☆ 作者が現役の芸大生と結婚されたことから東京芸術大学に興味を持ち、取材の末に世に送り出された本がこれです。 東京芸術大学には美術を専攻する《美校》と音楽を専攻する《音校》に分かれるのですが、どちらも網羅していて読みごた…

もしも金利が上がったら

何もなくとも先進国でインフレになっていたところへウクライナ戦争が勃発して、ますますインフレが加速しました。 円安も進行していて、1ドル=118円台をつけるのは5年2か月ぶりだそうです。こちらも輸入物価を上げる原因になっています。 インフレを…

はずれ者が進化をつくる

稲垣栄洋、ちくまプリマー文庫 ☆☆☆ 中学受験の国語の試験で採用された件数が一番多い本というので読んでみました。 まず、これは児童書です。対象年齢は中学生から大学生くらいまでかな、と思いました。 始まりから終わりまで貫かれていることは、 《自然界…

スイッチを切れないロボットを作ってはいけない

Eテレを見ていたら、養老孟司さんが子供からの質問に答える番組が放送されていて、面白いことを言ってました。 「何でもしてくれる便利なロボットができたら、人は何をすればイイんですか?」 という質問に養老さんは、 「スイッチを切れないロボットは作っ…

早期退職

荒木源、角川文庫 ☆☆☆ 私は42歳のときに仕事上のストレスからうつ病になり、組織に追い込まれて退職しました。ですから、自ら希望して退職した人たちとは違うわけですが、早期退職を選んだ人たちに興味があり、どんな気持ちで退職し、その後どうしているの…

202203ほったらかしで資産運用!

先月の損益の増減は -515,044円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)クラウドストライク+7.5%/月 最下位)アドビ-10.2%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 先月の最優秀はクラウドストライクでした。サイバー…

雨の背中

中場利一、光文社 ☆☆☆ 20代の鏡子と40代の竜二の恋愛小説です。ただし、竜二は新宿で名の通ったヤクザです。 親から虐待されて育った鏡子は高校を卒業するとスグに家を出て東京で一人暮らしを始めます。 竜二も親から愛された記憶がなく10代で家出をし…

貯金してもインフレでお終い?

私は無職で貯金を切り崩しながら生活しているため、節約生活ブログをよく見ています。そこに、 「節約なんかして楽しい?節約して貯金してもインフレでお終い。」 とコメントされていました。 おそらく、ただの荒らしだと思うのですが、本当にそんな風に思っ…

明日ハ晴レカナ曇リカナ

風野潮、文藝春秋 ☆☆☆ テレビのホームドラマの原作にピッタリの小説です。 女子高生とお父さんの2人家族が一組。父、母、男子高校生、男子中学生の4人家族が一組。この2つの家族が主な登場人物です。 この2つの家族に、どこの家庭にも降りかかってきそう…

日銀敗走

2月11日の新聞を読んでいたら、久しぶりにワクワクする気持ちになりました。 日本でも物価が上昇したため、それにつられて金利が上昇したのですが、これを日銀が問題視して、2月14日(月)から債券市場で無制限介入すると予告したのです。 私はうつ病…

イシイカナコが笑うなら

額賀澪、角川書店 ☆☆☆ 現実には起こらない、《もしも》を使って書かれた小説があります。たとえば、外観はそのままで、人格だけ入れ替わっちゃうなんてやつです。 これは、そんなジャンルの小説なんですが、なんとこの小説では過去にタイムスリップし、人格…

うまい棒が20%値上げ!

テレビニュースを見ていたら、駄菓子のうまい棒が値上げをすると言ってました。ネットの反応を紹介していたのだけど、 「今までよく頑張った」 なんてコメントが多く、ネット民、ニュースキャスターともに《インフレ》という単語は一度も使わずに次のニュー…

202202ほったらかしで資産運用!

※良い物を長く持つという方針で資産運用しています。 先月の損益の増減は -3,602,762円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)VISA+5.0%/月 最下位)クラウドストライク と イノベーション・インデックス・AI-18.0%/月 …

あのとき始まったことのすべて

中村航、角川書店 ☆☆☆ 青春恋愛小説です。 中学時代の同級生と、故郷を離れた東京で10年ぶりに再会して始まるドラマを扱っています。 社会人になって落ち着いたころ、ひょんなことから職場の先輩が営業に行く会社に、かつて中学3年生のときにクラスメイト…

若いうちから投資を始めよう!

投資ブログを読んでいると 「いつから投資を始めるか」 というテーマをいろんな人が書いてます。だいたい、 ①若いうちは経験することが大事。お金を節約するために家に引きこもっているなんて人生の損失。もらった給料を全部使い切るくらいでちょうどよい。 …

帰るには遠すぎて

赤川次郎、双葉文庫 ☆☆☆ ド田舎の山の中にある集落に単身赴任していた柳沢(50歳前後)は8年ぶりに東京へ帰ることになりました。 いくら単身赴任だからって、8年間実家へ帰らせてくれない会社もひどいですが、このド田舎、東京まで帰るのに24時間以上…